虫の知らせ、、、第三章
芦ノ湖へ向かう道を跨ぎ
眩しい日差しを浴びながら
マッタリっと坂道を登る
っと言うより・・・吹けない!から登らない (笑)
その先も色々チェックしならが進むが走れない所ばかり、、、
”・・・おっ!ここは?”
そこは下から斜めに合流してくる道・・・
こちらからは鋭角に曲らなければならない道だ
一旦そこを通り過ぎまたUターンしてその場所に戻る
その道は・・・
下は砂利で雑草が生い茂ってその先が見えない
通り過ぎた時に見えたのはカーブを描きながら下る様な感じだった
雑草を跳ね除け
雑草の生えてない車輪の跡の上を走り
対向車を気にしながら慎重先へ進む
そのカーブを抜けると視界が開けた
そこは望んでいた未舗装の道
・・・だが!
大雨が降ったせいか?
きっと小さな川が出来たのであろう・・・
川の道が出来・・・深くエグられている所があった
そこを避けながら・・・状況を把握しながら
処女航海をした
途中からは・・・川と平行に走る様になり
3パターンぐらいに状況が変わって
出た先は倉庫や民家がある所に出た
”お~っ! なかなかイイジャン^^b”
距離的には1キロちょい(2キロあるか?)の道であった
”さ~ぁ!折角だから・・・ペースUPして行こうか~ぁ!?”
徐々にアクセルを開ける
普通ならば悪路だが!
それ程・・・空転もせずに蹴飛ばしながら加速する
緩いカーブで・・・
ハンドルを少し切りながらパワーを掛けるとケツが流れ
それを修正する為にカウンターを当てる
・・・所謂ドリフト!
これを利用すれば・・・楽に走りたい方向に向きを変えられる
”パワースライドさせて!遊ぶか~ぁ??”
それから・・・スピードは落とし
パワーを掛けスライドさせる事に集中した
”・・・・・・・・危ねぇ!!” (汗)
小さな橋を渡る為に右左にクランクしている場所だった
右へスライドさせ曲り・・・今度は左へ
角度があったので!いつも以上にスライドさせようと余計にパワーを掛けたら・・・
ケツが外側にオモイッキリ流れ・・・コケそうに!
それを修正しようとカウンターを当てたが・・・
すでに遅し?
行きたい先は右の方!
道の無い雑草地帯へ頭を差し入れ
曲れない!っと知って・・・反射的にフルブレーキング!
K○Xが倒れそうになる
”うわ~~~~ぁ! 落ちるwwwwww” (泣)
っと思ったら・・・何とか!?踏み留まり
立ちゴケしそうになったが、、、
必死に堪えた!
”いや~ぁ!危なかったーー;;;;”
少し下ってるので!降りてフェアウェイにK○を戻さなければならい
左足側は谷・・・
そっちから降りようとするが・・・そちらから降りようとすると!
短い足だが!それが引っ掛かり・・・折角堪えた成果が無駄に??
山側に下りて・・・
”ん?ん?こうして・・・どうする?”
チャリンコ乗る時は・・・人の逆乗りをするのだが!?
単車は!そうは行かない!
”・・・そうか!?”
K○を真っ直ぐに立て
リアを抑えながら・・・その外側を回り・・・低位置へ
”・・・ふ~~~ぅ、、、、立ちゴケは回避したぞ~ぉ”
後ろへ力を込めK○を動かす
・・・無事!脱出w
スタンドを立てた
”あら~ぁ、、、下はコンクリだったのね~ぇ・・・”
タイヤには・・・石が食いついていた!
気を取り直し・・・
30cm以上はある小川のお堀に気をつけながらコース取りをし遊んだ
上まで行き・・・
”・・・もう一度!・・・行くか~ぁ?”
普段なら後を振り向かず戻る事はしないが、、、
その面白さが欲求し・・・オレを戻させた
また!広い場所でUターンして戻る
下りはチョークを引いてゆっくりと流す
”・・・・・・痛い!!”
背中に何かが当たる
”・・・虫? カナブンか?・・・ん?ん? 虫の知らせ??”
っと・・・イヤな予感が脳裏を霞む、、、
・・・大丈夫だろ~ぉ?
っと思った瞬間、、、
”#&&$)=”=)~($”’’$痛て~ぇ~~~#!!”
左足に足にK○が載っかってる!!
すぐに脳裏に浮かんだのが・・・
”・・・明日!仕事に行けるか?”
痛みを感じながら足を抜く・・・
足を引きずりながら・・・画像を撮る余裕のオレ? (爆)
一枚撮って!すぐにK○を救出に・・・
”あちゃ~~~ぁ、、、折れてんジャン!”
メーターの手元コントローラ?のステーが折れ! (まぁ・・・使わないからいいが!)
スイッチが下を向いて・・・グリップエンドが捲れていた
”・・・あ~あぁ! 初ゴケか~ぁ?” (立ちゴケ以外 泣)
レバーは折れて無かったので・・・不幸中の幸い!
後は・・・手で修正してOK!
綺麗だったフロントフェンダーに傷!
ブーツに守られ!軽症?だったが・・・くるぶしが赤くなり痛みが、、、
後は・・・自作パッドが功を成したのか?
ケツの擦り傷も無かった (後日・・・大腿部の打撲が発覚)
道端に座り込みしばらく休んだ
そして・・・天を仰ぐと、、、
”・・・空は・・・青かった!”