nostalgic-showa’s blog

ノスタルジックの世界へ

29日目

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波音がしてたので…海が近いな!っと思っていたが…

やはり!海岸線は釣り人が多い

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広尾のセイコーで休んでいると…
青のZZR12が!挨拶をすると…
バイクを先に送って北海道から九州まで大陸横断するっと言う
今日は登別まで行くっと言う
スタンドの場所を聞かれ…先に一軒あるはずっと答えた

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これを撮る前…先程の九州の人がガソリンを入れてる姿が!

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この後…挨拶されながら抜かれた

僕も心配であったが…
先にスタンドを見つけそこへ入った

店の人は直ぐには出て来てくれず
また!ガソリンがない!何て言われるんじゃ?っとびくびくしていたら…

ガソリン!自分でいれられる?
足が悪いから…

今時…入れられない奴がいるのか?
っと思い…入れた

…休んでけ~ぇ!っと聞こえた

料金払いに事務所へ

…コーヒー飲むか~?

低料金で!コーヒーをご馳走になったら合わないだろうっと一度は断ったが…

大学の頃は…吉祥寺に居たっと言う
良い所住んでましたね~ぇ!?
っと言うっと…東京タワーが出来た頃までな~ぁ!っと返ってくる

3丁目の夕日を思い出し…武蔵野は…当時は田舎だったか?

大学生活に憧れて大学に行ったっと言う御主人…

最初は下宿していたらしが!腹一杯の飯が食いたいっと…狭い部屋を借りていたっと言う
飯を食えない日々が続いたらしいが…それが何より幸せだったっと!

同級生っと付き合っても銭がないから何も楽しめなかったっと言う
だから?社会人の女性っと付き合ったっ言う
掃除・洗濯・飯まで食わしてくれありがたかったっと…
テーブルは木で出来た酒ケースに布を引いて上にビニールを被せたっと言う

空手をやってたからなのか?3年になるっと寮に入らなければならず…幸せな日々は続かなかったみたいだが!?
ひと部屋に1~4年生ひとりづつ入れるらしく…上級生が下級生に対しての命令に腹が立ち許せなかったらしく!激しく刃向かったっと言う

で!卒業後は約束通り田舎へ戻った

父親は水産業を営み手広く商売をしてたらしく…知床の方にも足を運んでたっと言う

森重久彌の「地の果てに…何とか?」っと言う映画を知ってるか?
ボロボロの服がそのままだったらしくそれが同時そのものを思い出させてくれる映画だと言う

ネットで調べるっと…
「地の果てに生きる」っと言う映画であった!主題歌は知床旅情だった
さの答えが分かるっと御主人は便利なものだと関心していたっと

嵐に会い国後?に避難すれば良かったが!ソ連に捕まってしまう…それを恐れ長谷川一家は無理して戻ろっとして遭難したっと言う実話らしい

知床の先に…舟でしか行けない場所に船屋を作り!漁の間はそこで寝泊まりしていたっと言う
空き家になるとねずみが寄って来るので猫を留守番させていたらしい

後を継ぐために舟に乗ったが!
船酔いが酷く…どうしても慣れなかったので!しばらくして舟を降りたっと言う御主人

村で3台うち2台を所有?車はプリンスだったみたいだが!モータリゼーションの幕開けに伴い
ガソリンスタンドを初めようっと思ったらしい
回りからは…3台しかないのに?っと言われたらしが!?
すぐに銀行へ金を借りに足を運んだっと言う
親の信用もあり!すぐにOKが出て石油会社の審査も下りて開業に至ったっと言う

開業したら…儲かった!っと言う
ガソリンが売れるのではなく……パンク修理で!それも…修理ではなく丸々交換!
前の国道が未舗装の悪路で…石の角が鋭かった為!パンクが相次いだらしい

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奥さんが店をやりたいっと言い出し!初めたドライブイン
スタンドの一部を削ってのものだった

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同時!この辺りでは珍しく…
それ見たさだけに来た客も居たらしい
一日にカレー100杯ラーメン100杯は売れる程の大盛況で!
奥さんは近所の人に助けてもらわなければやって行けない程…忙しく
最終的には4~5人でやっていたっと言う

その奥さんは…
体を壊し帯広で入院しているっと言う!それを見舞いに息子さんが行っているっと言う

御主人は何度も口にする
奥さんが居れば!飯でも食って泊まって行って貰いたいのに…
足の悪い俺じゃ何にも出来ない
っと…

奥さんが居ない淋しさなのか…
時折目を濡らしていた

この村?でもは小学校が廃校になったっと言う

校長や先生方が住んでた公務員住宅が売り出され
買う人も居ないから…まだ新しい家を割安で購入したっと言う
それを今は長期滞在に安く貸しているらしい

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小さい頃は…隣り町まで時間を掛け通っていたらしいが!
勉学は将来的に大事だと…
この地域に学校を作ったのも叔父さんらしい

詳しい事は忘れたが!
数年前?
脊椎を悪くしたか何かで…
作業中に宙吊りになり死にかけたっと言う…それで何とか連絡したか?近くの人が助けに来てくれたかで九死に一生を得たっと言う

しかしながら…不自由な体に!

話している間にも…
アメリカンの気取ったライダーが来て!その体にムチを入れながら…必死に「ガソリン自分で入れられるか?」っと声を大きく張上げる

そんな事!知らない奴は…
入れらないの?カード使えないんだ!っと…去って行く
そんな姿を見て…悪いね~!この先にあるから…っと親切に教える御主人

それを見ていた僕は…
カード使ったら!回収するのに時間が掛からないか?
この場所なら現金が当たり前だろ?
っと思うのであった

そんなこんなで…
時間は気にしてなかったが!
3~4時間は話してただろうか?
最後まで奥さんが居たら泊まってけるのにな~!っとこぼしていた

僕は…
昔の話しを聞けただけで満足だった
それに感謝の気持ちでいっぱいだった

初めて会った相手に泊まってけ!は…なかなか言えないし
奥さんへの愛情が凄く感じれた

…北国に生きる!ってこう言う事なんだろっと思えた

また…運命的な事も感じる
僕ではなく先程会った九州のzzr12が立ち寄っていたなら…どうであったろうか?
決められた目的地があるから…そのまま行ったであろうか?
そんな風に考えた…

出光 音調津石油の東舘社長
本当にありがとうございます
また…いつか伺います

黄金街道!って何で呼ばれているか?知ってる?

…………

道路とトンネルが完成しても…
春と秋に来る台風みたいな奴に!波でさらわれてしまうのよ
その繰り返しで…
金が掛かる道路っと言う意味で!黄金街道っと言われている
けして!綺麗だからっと言う意味ではない

苫小牧だったか?鉄道の話しもしていたが…
今は改善されたのか?流されなくはなったっと言う

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それを確認して…

名残り惜しいが!その場を後にする…