四代目！”草レース”入門
大きな病院へ行かなければならなかった
それもベッドの空き待ち
10日くらい経ってからやっと病院を移動できた
それで手術･･･
結局！2ヶ月寝たきりで
大腿部には親指と人差し指でＬ型をつくったくらいの金具を入れ
骨に木ネジみたいなもので止めていた
その異物のせいなのか？
曲げようとすうると激痛が走る
しばらくは･･･その痛みを我慢し
膝を曲げるリハビリが続いた
学校は･･･
出席日数が不足の為”留年！”
80点？だったか･･･テストで！全教科それをクリアすれば
卒業させてくれると言われたが・・・
所詮！赤点のオレには無理！
“寝たきりでゆっくり休める？”
な～んて！思っていたが･･･
２週間くらいで病院生活も飽きて
寝たきりがこんなに辛いものだとは思わなかった
時に･･･腰が痛くなるし床ズレが酷い
もう！経験はしたくない
ケガ意外は健康なのに
入院中は何故だか！？”炭酸飲料”が飲めなくなってしまった
炭酸が“苦くて飲めない”のである
当時はスポーツ飲料が主となってしまった
消灯は早いしテレビを見るのもお金がかかる
あり余る時間を過ごすには
親に頼んで本でも買ってもらうしかなかった
中でもバイク雑誌を･･･
ある雑誌を見ていたら
原チャリレースの記事があった
“今後！バイクを乗るのであれば公道は危険である
レース場でのイコールコンディションで戦うのが
事故る確立も少なくなるだろう“
“夢としては国際Ａ級！その1段階のステップとして
草レースをやろうか･･･“などと考えていた
退院後･･･
『無茶な運転はしないでゆっくり走るから・・・』
など理由を付け
スクーターを手に入れた
それが･･･
『ヤマハ ＪＯＧ』（リミッター付きの規制車）
である
言わずとしれた”草レース”をする為である
当時！ホームコースであった大井松田カートランドの
近くに住んでいた友人が居たこともあり
話はトントン拍子で進んだ
その友人と名だけのレーシングチームも作った
何故だか！？ＪＯＧは”モリワキ仕様”
装いも･･･
安いヘルメットを塗装し！布ツナギに皮ブーツの貧乏仕様！
当時は”草レース”の走り始めで
ノーマルクラスの出場台数は友達を含めた
”たった６台！”だった
しかも！
喜んでいいのか？悪いのか？
２位でフィニッシュ！表彰台に登った
その後は台数も増え！草レースも”ブーム”となっていた
”モトチャンプ”が記事を掲載するようになり
レース結果はもちろん！写真で載ったるした
その後の成績は･･･表彰台にも上れず
シーズン終盤！オープニングラップの第1コーナーでコケてしまい
ホークを曲げてしまいそのシーズンは終った
それ意外に・・・
”原チャリ！ギヤ付きの２時間耐久レース”の開催があり
知っている人がＲＺ５０を貸してくれることになったので
友人の友達と出ることになった
事故以来！乗ったことのなかったギア付き
練習走行で”勘？”を取戻し
オレが予選を走る事になった
結果は！１５位くらいで予選を通過！本戦へ
本戦は”レースを楽しもう”っと言う事で
完走だけ目指した
レースが終わり
”完走した”と言う充実感だけ残って満足してたところ
結果は･･･
何処で間違えたのか？？･･･”３位入賞！！”
予想もつかなかった事で
喜んだのは･･･相方だった
