弐車目!さよなら
キィ!キィ!キ~~ぃ。。。
甲高い!タイヤの音を慣らしながらコーナーを抜けて行く
思いのほか!ノッポの車は大きくロールし思ったようには走れなかった
故 萩原晃 さんが創った伝説の道も
集中しているのであるうか?
遅い車でもそれほどの時間が掛からずに・・・あっさり走り終ってしまった
オレ『この程度の走りで勝てるんじゃない?』
悪友『そうか~ぁ!?・・・』
”お前にしてみりゃ遅いだろ!お前は速いんだから・・・”そう心の中で呟いた
夜も遅くなった頃
それから悪友を自宅ま送り家に帰ろうと
”また攻める”っと思ったのか?・・・R255の裏道を走った
緩やかなカーブが続き!
先程の走りを否定するかのようにオーバーペースで走っていた
あるコーナー差し掛かった時
そのコーナーは直角に曲がっていた
そのコーナーに合わせハンドルを切った・・・その瞬間!!
その勢いで反対側に向かって車が倒れ込む
体は外に向かってGが掛かって!投げ出されそうになる
その瞬間・・・”バぁ~ン!”と言う音とともに車体は倒れ
何メートルか?横滑りし
”ドン!”っと言う音の後・・・車は止まった
・・・右腕は割れた窓の位置にあり体を支えてた
シートベルトを外し上の位置に変わった左側窓の取っ手に手を伸ばして開け
立ち上がり
乗り越えるかのように外へ出た
倒れた大きな音を聞きつけた近所の人達が駆けつけて周りを囲んだ
ケガの具合を心配してくれた
しばらくすると・・・近所の人が呼んでくれたのだろう救急車も来た
右腕は割れたガラスと引きずられたせいで血だらけだった
傷口にはガラスの破片が入り深い傷であったが・・・ケガはそこだけだった
車のガラスだったからよかったものの家のガラスだったら!?っと思うと寒気がした
救急員に手当を受け
大丈夫であることを告げ”病院には行かない”っと意思表示したこともあり
しばらくして救急車は帰還した
警察が来る間に横たわる車を見ると
塀にぶつかっであろうハイルーフがぺちゃんこに潰れていた
横たわる車をこのままにしてもしょうがなかったので
集まってくれた人達の力を借りて起こすことにした
車はいとも容易く起き上がった
車の右側は全面に渡りスライドした跡がついていた
警察が来て事情聴取に派出所まで行くことになった
それは母校近く!駅前の派出所だった
ひと通り事故の説明をして開放された
オレ『現場まで送ってくれないんですか?』っと警官に聞く
警官『自分で行ってくれ!』
オレ『・・・』
”ケガ人を放置か~ぁ?”
”こんな遠くまで連れて来やがって!”っとムカついた
$もなく!タクシーも捕まらない!この状況で考えることは限られていた
”悪友に応援を求める為!悪友の家に行く”
”近くにある悪友の彼女の家で帰りを待つ”
”自転車置場でチャリの貸し出しを受ける”
しばらく考えた結果!後者して彼女が帰ってくるところを途中で捕まえよう
置場を念入りに観察していると
丁度良く!鍵の掛かってないオンボロ自転車が見つかり
彼女が通りそうな道を行くことにした
河沿いの道を行くと対向車のヘッドライトの明かりが
その色は黄であった”・・・彼女か?”
大きく手を振りアピールしたがオレを追い越した
”違う車か?”振り向くと赤いランプが光って急停車した
すぐに近づくと”彼女だった”
ひと通りの訳を話し悪友の所まで乗せて行ってもらった
悪友に会って・・・現地に向かいながら今までの事を説明した
まだ現地にはガラスが散乱していた
道路に散ったガラスを集めてくれる間にエンジンを掛けてみることにした
すぐには掛からなかったが・・・セルを引きずり息を吹き返した
少し動かしてみたら走れそうなので
悪友に礼を言い家に帰ることにした
冬の寒い季節に
窓が開き
横が傷だらけで
屋根が潰れている車に
交差点ですれ違う車の中の人達は
驚いた目でこっちを見ていた
甲高い!タイヤの音を慣らしながらコーナーを抜けて行く
思いのほか!ノッポの車は大きくロールし思ったようには走れなかった
故 萩原晃 さんが創った伝説の道も
集中しているのであるうか?
遅い車でもそれほどの時間が掛からずに・・・あっさり走り終ってしまった
オレ『この程度の走りで勝てるんじゃない?』
悪友『そうか~ぁ!?・・・』
”お前にしてみりゃ遅いだろ!お前は速いんだから・・・”そう心の中で呟いた
夜も遅くなった頃
それから悪友を自宅ま送り家に帰ろうと
”また攻める”っと思ったのか?・・・R255の裏道を走った
緩やかなカーブが続き!
先程の走りを否定するかのようにオーバーペースで走っていた
あるコーナー差し掛かった時
そのコーナーは直角に曲がっていた
そのコーナーに合わせハンドルを切った・・・その瞬間!!
その勢いで反対側に向かって車が倒れ込む
体は外に向かってGが掛かって!投げ出されそうになる
その瞬間・・・”バぁ~ン!”と言う音とともに車体は倒れ
何メートルか?横滑りし
”ドン!”っと言う音の後・・・車は止まった
・・・右腕は割れた窓の位置にあり体を支えてた
シートベルトを外し上の位置に変わった左側窓の取っ手に手を伸ばして開け
立ち上がり
乗り越えるかのように外へ出た
倒れた大きな音を聞きつけた近所の人達が駆けつけて周りを囲んだ
ケガの具合を心配してくれた
しばらくすると・・・近所の人が呼んでくれたのだろう救急車も来た
右腕は割れたガラスと引きずられたせいで血だらけだった
傷口にはガラスの破片が入り深い傷であったが・・・ケガはそこだけだった
車のガラスだったからよかったものの家のガラスだったら!?っと思うと寒気がした
救急員に手当を受け
大丈夫であることを告げ”病院には行かない”っと意思表示したこともあり
しばらくして救急車は帰還した
警察が来る間に横たわる車を見ると
塀にぶつかっであろうハイルーフがぺちゃんこに潰れていた
横たわる車をこのままにしてもしょうがなかったので
集まってくれた人達の力を借りて起こすことにした
車はいとも容易く起き上がった
車の右側は全面に渡りスライドした跡がついていた
警察が来て事情聴取に派出所まで行くことになった
それは母校近く!駅前の派出所だった
ひと通り事故の説明をして開放された
オレ『現場まで送ってくれないんですか?』っと警官に聞く
警官『自分で行ってくれ!』
オレ『・・・』
”ケガ人を放置か~ぁ?”
”こんな遠くまで連れて来やがって!”っとムカついた
$もなく!タクシーも捕まらない!この状況で考えることは限られていた
”悪友に応援を求める為!悪友の家に行く”
”近くにある悪友の彼女の家で帰りを待つ”
”自転車置場でチャリの貸し出しを受ける”
しばらく考えた結果!後者して彼女が帰ってくるところを途中で捕まえよう
置場を念入りに観察していると
丁度良く!鍵の掛かってないオンボロ自転車が見つかり
彼女が通りそうな道を行くことにした
河沿いの道を行くと対向車のヘッドライトの明かりが
その色は黄であった”・・・彼女か?”
大きく手を振りアピールしたがオレを追い越した
”違う車か?”振り向くと赤いランプが光って急停車した
すぐに近づくと”彼女だった”
ひと通りの訳を話し悪友の所まで乗せて行ってもらった
悪友に会って・・・現地に向かいながら今までの事を説明した
まだ現地にはガラスが散乱していた
道路に散ったガラスを集めてくれる間にエンジンを掛けてみることにした
すぐには掛からなかったが・・・セルを引きずり息を吹き返した
少し動かしてみたら走れそうなので
悪友に礼を言い家に帰ることにした
冬の寒い季節に
窓が開き
横が傷だらけで
屋根が潰れている車に
交差点ですれ違う車の中の人達は
驚いた目でこっちを見ていた