nostalgic-showa’s blog

ノスタルジックの世界へ

二台目のバイクw

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ドンドン水冷化がされる時代
RZ50を打ち崩すべくMBX50が出たり
そして・・・それに勝つべくRG50Γが登場する
クラス最高!高回転型7.2馬力・・・
各社パワー競争始まりである

裕福な家の子達は!次第にそれらを手に入れていく
周りも!次第に原チャリの台数が増え

ダッコロ、ミニトレ、RD50、RX50、RG50E、モンキー等

みんな!個々に個性を生かしたバイクを所有するようになっていった


いつしか!?そのスタイルに惚れ
他車が水冷化される中
ただ一台!空冷でガンバていたAR50も
仲がよかった友人に先に買われてしまった

実車を見せられ
それが影響したのか?
”欲しい!”っと言う気持ちのボルテージは最高値に達してしまった

なんとか!?親を口説こうとその方法を模索していた

結局は素直に
『バイトして稼いで!ローン返済するから・・・』っと親に約束し
保証人になってもらって買う許しを得た

値段が安かったのであろう
現車も確認せず通販みたいな形で購入した
当時!相模原の方にあった”斉藤オート”っと言うところだったと思う


納車の時までの間・・・高まる気持ちを抑えていた
こんなにワクワクしたのは初めてであろう
バイクが届いた時には胸が張り裂けそうだった

カワサキ AR50 2型 (赤)”・・・友達と同色だった(笑)


頑張って!やっと鳴らしを終らせ
エンジンをレッドゾーンまで引っ張りった時の
2ストの感覚は!・・・今でも忘れられない

ある時!みんなで走りに行った
御殿場から山中湖に向かう道でバトル勃発!!
まず最初に悪友が借物のARでブッ飛んで行く
それ追いかける友達のAR!
それをまのあたりしたオレも・・・それを追い駆ける

だが・・・オレのARは最高速が伸びない
追いつくどころか!引き離されていくばかりだった

『・・・もしかして!?エンジンはずれ??』

今!思えば・・・”根性の差”だけだった
アクセルを緩めず!開け!開け!だったら・・・
きっと!いい勝負であったであろう



ある日・・・
やたら”乗りたい”衝動にかられ
ARで家を出ようとした
その時!何故だか!?母親が出掛けることを拒んだ
気持ちはすでにバイクに乗っていたので
”靴を見に行く”っととっさな理由をつけ
その制しを振り切り飛び出た

その時!言われた言葉は『・・・事故を起こすな!』だった

”嫌な見送りをされたな!?”っと・・・
心に少しわだかまりを残したまま
夕暮れの中!慣れた狭い裏道を抜けた

しばらく走った狭い路地から・・・大きな道にぶつかりそれを左折する
加速しながら川に掛かった橋を渡る

・・・その橋を渡り終えるくらいに


左の側から明かりが見えた

・・・

その明かりは止まろうとしない

こちらに目を向けてくる


『・・・ぉあ~~~~っ!!』


その瞬間!体はダイビングし
静止して瞼を開けた時には・・・体は道路に横わっていた



少し前・・・
友人達と事故の話題になり!救急車に乗ったことがあるか?ないか?の話になった
オレは乗った事がなかったので
『一度は乗りたいな~!』なとど冗談で言ってしまった


仕事終わりの会社員の車が
駐車場から反対車線に出るところ衝突した
無論!相手方がオレに気づかず確認を怠っていたためである

『ジっとしてなよ!動くんじゃないぞ!』
人に囲まれる中に座っていた
足から血がしたたり落ちていた

しばらくすると救急車が来て
タンカーに寝かされ車内へと運ばれた
どういう順序でその救急病院へ向かったのか解らないが!?
”こんな場所に何故?”そんな近くはない場所だった

ひと通りの検査を受け
足の内側・・・踵から土踏まずに掛けて切れて出血していた
その傷口を五針縫う治療を受けた
傷口は事態は小さかったが中にかけて広く断絶しているのであろう
それから数年は神経が鈍い状態が続いた


ARはもちろん廃車!

学校には”家の屋根から落ちた”っと嘘をつきしばらく松葉杖で通っていた

運転してた時に履いてた運動靴の片方は・・・最後まで見つからなかった